育英高校を横断し 裏門から出て 近鉄奈良駅を目指す。
三条通とやすらぎの道の交差点付近が 歴史の会の会場。
ちょうど 部活帰りのサッカー部員が2人 前方を歩いていた。
何やら楽しそうに ゆっくりブラブラ歩いているので すぐに追いついた。
彼らのショルダーバックに かなり大きな数字が印刷されていた。
後から、「この番号は 背番号か?」 と 声をかけてみた。
「個人の番号です。」 と答えが返ってきた。
それから 部員の人数やら 今のサッカー部のことを 色々聞いた。
途中で 俺が サッカー部の先輩であることを知った彼らは、
昔のサッカー部が どんなんだったか 色々聞いてきた。
春日野荘の裏の駐車場がグランドだったこと。
部員が12名しかいなかった事。
すぐに 近鉄奈良駅の大きな交差点に来て、
「じゃあ、頑張れよ!」と 言って 別れた。
とても 楽しい会話だった。
いったい サッカー部の後輩は この世に何人ぐらいいるんだろう・・・。
偶然知合った後輩は 仕事で知合った下請け会社の若い子1人。
迷子の子供を確保して 警察に電話して 駆けつけた警官1名。
この子達は 私が高校生の時 育英中学サッカー部だったので 俺の顔を
知っていて、向こうから 「吉本さん!」と言って 驚かせてくれた。
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